★☆マーラー交響曲５番全曲 吹奏楽楽譜セット☆★

商品説明　 何故マーラーなのか？

　 何故マーラーなのか？　何故クラシックを吹奏楽で演奏するか？

先ず、クラシックとは「歴史的にその価値を保障された音楽」である。と云う事です。　
　但し、一般的にオーケストラのレパートリーに成っている曲が全て名曲と云う訳でもなく、
　吹奏楽で取り上げるべき曲で有る訳でも有りません。(＊１)

では、吹奏楽(＊２)はどの様な曲を取り上げるべきか．．．
　要は演奏する事によりその曲のみでなく音楽全体に対する理解、感興を促進する．．．
　平ったく言えば
演奏する事により音楽を好きに成る
　様な音楽を演奏すべきと云う事なのです。

マーラーがオーケストラの中心的レパートリーに成っている現状(=歴史的に価値が保障され、
　かつ現代人の嗜好に適合している。)を鑑みれば、上記の条件をクリアするだけでなく
　最適で有ると言っても過言ではないでょう。

　以下にマーラー的な特徴の内、上記の様な吹奏楽に好適と思われる要因を列挙します。

　１．歌謡的旋律の重用
要するに「歌える」と云う事です。歌えれば良いと云うことではないですが、
　歌える(=イメージ出来る、し易い)と云う事は理解し易いと云う事以上に表現意欲を喚起する
　と云う点に於いて重要です。

　２．線的対位法の多用　
マーラーの対位法は複数の旋律線が主従の関係を入れ替えながら絡み合って１つの音楽を
　形成して行くスタイルで有り、その過程で楽器も音色的要求から受け渡されて行きます。
　この結果、低音から高音まであらゆる楽器に旋律的出番が有り、明確に伴奏と言える様な
　音符は極端に少なく成っています。
　この様な傾向は吹奏楽への編曲でさらに助長されています。

　３．行進曲的リズムへの偏愛　
行進曲⇒吹奏楽と云うのは安易過ぎますし、当時の聴衆に交響曲として理解(許容)出来
　なかった要因でも有ります。しかし、吹奏楽に馴染みの良い特徴としては挙げられるべきですし、
　現代の聴衆には芸術として高く評価されているのは前述の通りです。

交響曲５番は特に線的対位法の多用が顕著に成る中期以降の代表作であり、現代では
　演奏頻度の最も高い曲である事を鑑みれば、
　この曲を演奏しないのは勿体無いと思うのですが如何でしょうか？

　と云う事で、今回御紹介するのはマーラー交響曲５番全曲 吹奏楽楽譜セットです。(＊３)

全曲出品化に伴い試聴サンプルを更新、追加しました。
　以前試聴された方も再度聞いてみてください。


　(＊１)　名曲と成りオーケストラのレパートリーとして定着する為には、その時代の流行の先を
　行っている必要があった。(先行し過ぎていればマーラーの様に理解されるまでに時間が掛る。)
　その当時ではインパクトが有ったものの現代の目で見れば皮相な曲でも、その分かりやすさ故に
　レパートリーとして生き残っている曲もある。

一聴して良いけれど盛り上がる部分は簡単に仕上がってしまい、本来はその対比で有った筈の
　小難しく訳の分からない部分に時間を取られる．．．
　おまけに、そんな部分に限って出番の無いパートが有る。．．．こんな曲を取り上げてませんか？
　
　(＊２)　ここではアマチュアの楽団を企図している。
　もちろんプロフェッショナルな吹奏楽団を否定する訳では無い．．．
　が、現状のプロ吹奏楽団はレパートリーが限定的(=挑戦的でない)に成っている様な気がする。
　プロフェッショナルである(=食わねば成らない)以上、致し方ない気もするが．．．

　(＊３)　今回から全曲での御紹介とさせていただきました。
　従来通り「部」単位でも御購入いただけます。価格は以下の通り
　第１部(第１、２楽章)/第２部(第３楽章)/第３部(第４、５楽章)： 25,000/20,000/25,000
　部単位での御購入の場合は事前に質問欄から御申込ください。


★作曲者・曲名　
　グスタフ・マーラー　「交響曲5番全曲」 オリジナル吹奏楽編曲版

★パート編成等
一般的な市民吹奏楽団の編成を鑑み、 Cb.Cl 等は除外、Bsn、Cbsntが無くても何とか成る様に
　編曲されています。(有った方が良いですが．．．BsnのSolo等は復活出来る様に影譜を用意)
　Sop.Saxを参加させています。
　Hrnは４パートに制限しました。(もちろん重ねても可)

★商品の形態
フルスコア、各パート譜をPDFファイルにて配布します。
　基本的にEメールにて配信します。

★試聴リンク
リンク先をGoogleDriveに移行しました。リンクより .wma ファイルをダウンロードして
　Mediaプレーヤー等でお楽しみください。
　第１楽章
　第２楽章
　第３楽章
　第４楽章
　第５楽章


　下記出品中！ 右上の「出品者のその他のオークションを見る」から御覧に成れます。
　ワーグナー
「ローエングリン」より　第１幕への前奏曲、「響け、勝利の歌よ！」(第１幕３場より)、
「朝の喇叭が我らを呼ぶ」(第２幕３場より)、「エルザの大聖堂への行列」、
「第３幕への前奏曲」、「さらば！我が愛しき妻よ」(第３幕３場より)
「ニュルンベルクのマイスタージンガー」より　前奏曲(第１幕)、第３幕前奏曲
「ワルキューレ」より　「冬の嵐は過ぎ去りて」
「ワルキューレの騎行」、「ヴォータンとワルキューレ達」
「ジークフリート」より　「ノートゥングの再生」、「ジークフリートの大蛇退治」、
「森のささやき」、「愛の二重唱」
「神々の黄昏」より　「夜明け - ジークフリートのラインへの旅」、「ジークフリートの葬送行進曲」、
「ブリュンヒルデの自己犠牲」、「終曲」
　マーラー
交響曲１番４楽章、花の章
交響曲３番第１楽章、第２、３楽章、第４～６楽章
交響曲５番第１部(第１、２楽章)、第２部(第３楽章)、第３部(第４、５楽章)
交響曲１０番全曲、「大地の歌」第1楽章、「もう１つのマーラー」～リュッケルト歌曲集より
　R・シュトラウス 「アルプス交響曲」(全曲)
　シベリウス
「カレリア序曲・組曲」、交響詩「春の歌」、「レミンカイネン組曲」
組曲「歴史的情景」第１番、第２番＋「フィンランディア」
　チャイコフスキー 「くるみ割り人形」より抜粋
　ニールセン 交響曲「不滅」
　ブルックナー 交響曲７番第２楽章
　ビゼー 劇的序曲「祖国」

　下記楽譜を【ミュージック・ベルズ】様より出版していただきました。
　シベリウス
交響曲２番　第１楽章、第２楽章、第３楽章、第４楽章
　バックス
交響詩「ティンタジェル」
　【ミュージック・ベルズ】様Hpより購入していただけます。上記リンクからも試聴(全曲)が可能です。注意事項本商品の販売対象は日本国内の吹奏楽団、又は前記に所属されている個人様に限らせて
いただきます。
商品はDATA(PDFファイル)です。紙に印刷された物ではありません。
編曲内容へのクレームは御容赦ください。ノークレーム・ノーリターンでお願いいたします。
万一楽譜に誤植が有りました場合は御報告ください。修正版を作成、送付させていただきます。

当商品はオリジナル吹奏楽編曲版(二次的著作物に該当)であり、その著作権は編曲者にあります。出品者は編曲者との契約に基き、本出品を行っています。発送詳細吹奏楽団様の場合はホームページ記載のEメールアドレスに送付させていただきます。
個人様の場合は所属楽団のホームページ記載のEメールアドレスに保護付きデータを送付し、
個人様にパスワードを連絡します。
著作権保護を鑑み前記手段をとらせていただいています、御理解ください。
ホームページを作成してない楽団の方、部活所属の学生の方、顧問の先生方等、事前に質問欄より
御連絡ください。対応を考えます。こちらの商品案内は 「■@即売くん4.21■」 で作成されました。